とある学生さんからこんなことを聞かれました。

「どうやったら1年間でスペイン語を話せるようになりますか？」


彼は来年4月から1年間、スペインへインターンシップへ行くそうで、「実務に耐えうるスペイン語を習得してきて欲しい」と言われているそうです。ちなみに彼はまだスペイン語初心者。

少し考えた末に、僕は彼に「音読・暗唱をがんばって下さい」、とアドバイスしました。

かなり苦しい勉強方法にはなりますが、短期間で実用的なスペイン語を話せるようになるはずです。


僕は外国語は「モノマネゲーム」だと思っています。

モノマネの王様は赤ちゃんですね。赤ちゃんは周囲の人々のモノマネをすることで、言葉をマスターしていきます。

赤ちゃんのように学べれば最高です。


しかし、大人が赤ちゃんのように学ぶのは無理です。

そこでオススメなのが、「音読・暗唱」です。

書かれているものを何度も繰り返し声に出して読んでみて、暗記するまで読み込むことで、ネイティブの方がよく使うフレーズや表現を自然と覚えることができます。

それが大人のできるモノマネです。

さらに、「音読・暗唱」で表現のストックを増やしながら、文法の勉強をすれば、論理的に記憶の裏付けができるようになります。

スペイン語を短期間で覚えたい方は、ぜひ音読・暗唱に取り組んでみて下さい。